未来は今の仕事がけっこうなくなるという件
今の仕事がけっこうなくなるってほんとなんですかね?
YouTuberがなりたい職業ランク上位だったり、コロナでテレワーク、リモートワークが浸透したりと仕事や働き方は以前と変わってきています。
2014年にオックスフォード大学の論文で10年後に今ある職種の半分がなくなるとして発表され、それからはや6年が過ぎようとしています。じゃもう既に50%なくなるうちの6割なくなってるのかとかはさておき、子供の将来はもちろん、自分の仕事もこの先続くのかと心配になるので少し深堀りして調べてみました。
好きなこと、やりたいことを仕事にしたのに仕事自体がなくなったらショックですよね。
“この記事の対象読者は以下のような人になります”
・働き盛りでまだあと10年以上働くんですけどというわれらおっさん達
・これから仕事を決めようと思っている学生
<以下がこの記事の目次になります>
- 今の仕事がけっこうなくなるってほんとなんですかね?
- どんな仕事が無くなりそうなのか?
- ほんとに仕事なくなっているの?新しい仕事はあるの?純粋に働き口がなくなったらどうなるの?
- 将来を見据えて仕事はどう選べはいいのか?
- まとめ
どんな仕事が無くなりそうなのか?
調べてみたものの、無くなる仕事といっても細かい職種で上げていくときりがないので、大きなくくりでしかも労働人口がそれなりにありそうな仕事をピックアップしてみました。
例えば手縫いの裁縫師とか町の写真屋さんとか、やれAIだ、やれネット社会だとかとは別の次元でなくなっていく仕事も当然ありますからね。
・銀行員(口座開設担当者、データ入力係、証券仲介業者、融資担当者、銀行窓口係、)
・運転手系(タクシー、電車、バス、郵便物郵送)
・事務処理系(給与計算係、会計係、税務申告書類作成者、一般的な事務員、図書館事務アシスタント)
・その他(キャッシャー、ネイリスト、ホテルのフロントや会社の受付、会計監査員、工業用トラックとトラクター操作員、自転車修理人、小売営業マン、保険販売代理店、自動車の車体整備工、ウェイター・ウェイトレス、パン屋、建設労働者、駐車場係員、検針員、仕立て屋、ガードマン、ホテルのポーター・ベルボーイ、船乗り、電車の車掌、大工、クリーニング屋、眼鏡屋、家電修理工、航空機整備士、家政婦、歯科衛生士、宇宙科学者、裁判官、テレビ・映画のカメラマン、個人向けファイナンシャルアドバイザー、マッサージ師
見ていて感じたのは、計算系業務、運送・配達系業務、清掃系業務、ビル・駐車場・マンションなどの管理系業務が多いです。
計算系業務などはやり方を知らないと出来ないけど、知っている人にとっては定型化・ルーチン化して出来るような仕事だと思います。
運送・配送系業務は自動運転技術がどんどん進歩していってますからね。
清掃系業務や、駐車場管理業務などはロボットでも出来る範囲になってきたということなのだと思いました。
ほんとに仕事なくなっているの?新しい仕事はあるの?純粋に働き口がなくなったらどうなるの?
さて、無くなる仕事だけでは無職の人間が増えるだけですので社会が成り立たなくなってしまいます。今までもそれまであった仕事が無くなったということはあったはず。そしてそれに代わる新しい仕事が生まれているのです。
なので悲観的にならずに前向きに新しい仕事はどんなのがあるか調べてみました。
プロブロガー、YouTuber、ドローン操縦士、VR作家などがあるようです。
ブロガーやYouTuberは聞いたことある人多いと思います。YouTuberは小学生のなりたい職業3位になったことがあるとして有名ですよね。
ドローン操縦士ってのも聞いて納得してしまいました。空中撮影による美しい画像は最近見る機会が増えました。撮影だけでなくAmazonなどの物品配送にドローンを使うというのも実現性はともかくニュースの話題になったりしますよね。
VR作家とはコンピュータ上の仮想の世界で、現実のようにドラマを作り出すというものです。VRゴーグルをつけて見るやつですね。たしかにYouTube上にもコンテンツ有りますし、町内の催しで災害時を想定した疑似体験をVRゴーグル付けてみましたがあれも一つの仕事ということですね。
他にもあまり聞いたことはないものの以下のような仕事が出来ると言われています。デジタル化、ネット化が進んだことで仕事が生まれるものもあるということがわかります。
・ 個人向けデジタルツール(スマホアプリなど)の最適化コンサルタント
・ リモートにいる人に代わって現地の様子をカメラなどで配信し、
現地にいるかのように映像を提供する仕事
・死者が残したオンラインデータの整理をする仕事
・個人情報などのセキュリティ脆弱性の調査を行い、コンサルを行う専門家。
将来を見据えて仕事はどう選べはいいのか?
AI化、ネット化によって新しい仕事も生まれますが、AI化やネット化が進んだとしても無くならないであろう仕事もあります。
例えば以下のような仕事です。
営業職、データサイエンティスト、介護職、カウンセラー、コンサルタント、保育士、社会福祉士、研究開発系、経営企画、美術家、デザイナー
小中高教員、弁護士、弁理士、司法書士
こういった仕事は先に上げた無くなる仕事の特徴である定型的、ルーチン的という部分は少なく都度違った対応やコミュニケーションが必要な仕事ということがわかります。
やりたい仕事がこういう仕事であれば働き口を失うリスクは下がるということになります。
仕事の難易度で言うと難しい仕事だとはおもいますが、人間じゃないとと思われる仕事は高度なものがより要求されてきているということですね。
まとめ
結論としてシンプルにまとめると、AIやネット化によって生まれる仕事を選ぶか、今ある仕事でも定型的でない仕事を選ぶかということになりますが、単純労働では食べていきにくい世の中になってきているということだと思います。
生活が便利になった反面、仕事で要求されることはより高度なことをしないといけないということですね。