FX、通貨ペア別の動きの特徴をまとめてみました。
まず、なぜこの記事を書こうと思ったかなんですが、最近、私はFXのアノマリーに興味を持ち、実トレードで意識した方がいいようなものについてブログに出来ないかと考え調べていたのですが、アノマリーの種類は思ったより少ないということがわかりました。
また、それぞれのアノマリーの信ぴょう性についてチャートと照らし合わせてみたのですがあまりあてにならないことがわかりました。
で、アノマリーの信ぴょう性を確認する過程で、いろんな通貨ペアの動きを見比べているうちに、通貨ペア毎で動き方にも特徴があるように思えたので、こっちの方がトレードする際の役に立つと思い、記録に残そうと考えたというのがきっかけです。
完全に主観で書いてるので、見る人によっては違う意見もあると思いますし、私自身も時間の経過と共に見方が変わる可能性はあります。
通貨の動きかた自体も変わる可能性ありますので、適宜更新して、その時々の実状に合った内容にすることでより良い参考情報になればと思っています。
“この記事の対象読者は以下のような人になります”
・トレード対象通貨ペアを増やそうかと考えている人
・どの通貨ペアに対してもトレードスタイルが同じで、収益性を上げるために他のトレードスタイルについて考えている人
<以下がこの記事の目次になります>”
[:contents]
記載している通貨ペアと記載粒度について
以下に記載していくのは、私がトレードする通貨ペアをメインに書いていますので、網羅性はない点ご理解下さい。
記載している特徴もざっくりしていて、あまり細かいことは書いていません。人間の性格と一緒でざっくりと捉えておくことに意味があると思っています。
各通貨ペアのチャート図も一緒に乗せていくので、私の感じた特徴と一致しているかチェックしながら読み進めていただけるとありがたいです。
各通貨ペアの特徴
・ドル円
激しい値動きはどちらかというと少ない。
トレンド転換も急激に起きることはなく、三尊などの兆候が見られる動きが多い。
抵抗線、支持線を意識した値動きもよく見られる。
・ユーロ円
ドル円同様に激しい値動きは少ない。
レンジ相場に入ると同じ値幅で一ヶ月とか揉み合うよな動きが増えてきている。
三尊のような兆候を見せてトレンド転換する動きが比較的多い。ドル円よりも兆候は多いかもしれない。
・ポンド円
トレンド転換は兆候なく起きることが多い。
トレンドは3ヶ月〜半年程度で変わることが多い。
ドル円、ユーロ円に比べると大きな値動きをすることが多いが最近は頻度が少なくなっている。
同じ価格帯でのレンジ相場の状態が少なく、上昇トレンドか、下降トレンドが続く傾向が多い。
・豪ドル円
同じ価格帯でのレンジ相場は比較的少ない。
トレンド期間が長く1年以上継続するような傾向がみられる。
現地が夏になる10月頃から2月頃まで、トレンドは維持しつつも値が上がる傾向が見られる。
・ユーロドル
ドル円同様に激しい値動きは比較的少ない。
トレンドが変わる際には三尊のような兆候を見せることが多い。
レンジ相場に入ると一ヶ月以上続くような傾向が見られる。
・ポンドドル
三尊などの兆候を示すことなく突如トレンド変換が発生する。他通貨でのポンドペア同様にポンド特有の大きな値動きも散見される。
主要通貨で見た場合の値動きの大きさ度合は、ポンド円<ポンドドル<ユーロポンド といった具合。
・豪ドルドル
3年程前までは3か月程度ごとでトレンド転換が起きていて、なおかつ値幅も比較的大きかったが、それ以降は年単位レベルで上昇トレンドや下降トレンドの流れが形成されている状況。大きな値動きもあまり見られなくなった。トレンド転換したと判断したらエントリーしてしばらく放置で利益を増やしていく手法が良いと思われる。
・ユーロポンド
三尊などの兆候を示すことなく突如トレンド変換が発生する。これぞまさにポンドという感じの大きな値動きも散見される。最近のポンド円にはあまり見られないが、ユーロポンドに手を出すときは気をつけたほうがいいです。
日足で見るとヒゲの長さもかなり大きく、一時的な値動きが大きいパターンが多い。
・ユーロ豪ドル
半年周期程度でトレンド変換が起こりやすい。三尊のような兆候は見られず、ダブルボトムやトップのような動きが時折兆候として見られる。
・ポンド豪ドル
トレンド周期は3か月~半年程度。ショート方向に対して短期間で大きな値動きを示すことが多い。トレンド転換の特徴的なシグナルは見えにくい。ショート方向に大きく数日動くので、そのタイミングを逃さず乗るか、落ち切ったところでロングをもって1~2か月保有して決済してしまうかといった手法が考えられる。
まとめ
今回の内容はあくまでも特徴なので常に一致するということはあり得ませんが、そう言われればそうかもと思える部分もあったのではないかと思います。
違うと思った部分は無視していただいて腹落ちした部分だけを頭の片隅においてトレードすることでこの記事を読んで頂いた方の収益アップにつながるといいなと思っています。
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